不動産を相続したら

親から実家や土地を相続した場合はどうするべきなのか。

どこから手をつけたら良いのか悩んでいる。

そのお悩みは誰しもがもつものです。一度は「そのまま放っておいても困らないし、とりあえずおいておこう」という方も少なくありません。

でも、本当にそのままでいいのでしょうか?

相続物件のデメリット

「持つだけなら簡単」ではない

不動産は「持っているだけ」で固定資産税等の費用がかかります。しかもこれらの支出はその年度だけでなく、持ち続ける限り毎年、きっちりと納付しなければなりません。

ご自身が利用する予定がないにも関わらず、毎年の大きな支出をしてしまうのは、経済的にお得であるとは言えません。また、物件は経年によって少しずつ劣化していきます。それらのメンテナンス費用も、物件によっては数百万円の単位でかかる場合があります。

「早く手放せばよかった」その理由とは

大阪や福岡といった大都市圏であればまだしも、令和3年の山口県の調査によれば、県内の住宅地の地価は23年連続の下落となっています。また、商業地に関しては28年連続で下落など、人の集まるエリアほど地価が下落しているトレンドが見てとれます。

もちろんエリアによっては必ずしも当てはまらない場合もありますが、全体的な傾向として、「持てば持つほど価値が下落する」のがこれまでの流れだといえるでしょう。もちろん周南市・下松市にもこれらの影響が見て取れます。

山口県 地価調査結果の概要より

山口県の平均変動率
住宅地の平均変動率は、マイナス0.6%で、23年連続で下落しました。
商業地の平均変動率は、マイナス0.8%で、28年連続で下落しました。

https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/19/100355.html

物件なんて放っておいて大丈夫でしょ」の誤解

相続した物件を「居住しない」まま管理をする場合、相応の手間とお金が掛かることとなります。よくあるご相談のなかでも特に苦労をしている人が多いのは「草刈り」です。

物件を放っておくと特に夏場は雑草が伸びてしまい、景観を損ねるばかりではなく建物や外壁のブロックにも侵食していきます。特にツタが伸びるタイプの植物は構造物を覆ってしまうため、こまめな手入れが必要となります。

また、空き巣の被害にあいやすいのもこういった物件の特徴です。加えて、万が一物件の一部分が崩れて歩行者に怪我をさせてしまった場合には、法的な責任に問われることにもなりかねません。さまざまなリスクを視野に入れた上で、検討する必要があります。

「空き家」はなぜ問題なのか

空き家になってしまうと、物件の傷み具合は居住中の状態と比較すると早まります。例えば、害獣・害虫の発生は空き家のお悩みでもっとも多いものの一つです。

居住中であればこまめに清掃できますが、空き家にしてしまうと、埃やゴミが溜まってしまうことで害獣・害虫を呼び込んでしまう要因となってしまうのです。空き家にしていた間に、害獣の死骸・フンが部屋の中にあった…ということも。また、給排水設備も使わなければ腐食等の劣化リスクが高まります。物件の価値を毀損しないためにも、早めはやめの予防が望ましいです。

「実家を手放すのは心苦しい」その先に

相続した実家、それは単なる資産ではありません。生まれ育った家に対する思いや、家族で暮らした場所としての価値はかけがいのないものです。

「思い出がいっぱい詰まった家を、手放すのは心苦しい…」

というご相談をいただくこともたくさんあります。あいおい不動産の代表は相続を通じて実家を手放しましたが、ひとこと言えるのは「実家を手放して気持ちの整理がついた」実感があります。

お客様のなかにも、同じような感想を抱く方が少なくありません。実家を手放して初めて、気持ちの整理がつく…そういった体験をした私だからこそ、お伝えできることがあります。

あいおい不動産では・・・

「県外在住で、物件は周南市・下松市にある」という方のご相談も対応しています。zoomやLINE通話を用いて、売却のご相談から実際の売却活動まで、しっかりサポートします。じっくり考える機会に、もしお手伝いできることがあれば幸いです。

査定・相談は無料です。秘密は厳守にて、迅速にご対応します。

相続のことでお悩みであれば、周南市・下松市で不動産売却をてがけるあいおい不動産にお任せください。

相談無料!お気軽にお問い合わせください。050-6864-9386営業時間 9:00 - 17:00 [ 不定休 ]

お問い合わせ
選ばれる理由-売却編

不動産の売却にあたって、当社が選ばれる理由をまとめています。